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FCM1A(シャール 1A(Char FCM 1A)とも)は、第一次世界大戦中にフランスで開発された重戦車である。 “シャール(Char)”とは元来はフランス語でチャリオット(英語では“Chariot”)、すなわち古代の戦闘用馬車のことで、転じて近代兵器としての戦車を指す。“Char 1A”とは「1A型戦車」という意味となる。 == 概要 == FCM 1Aは第一次世界大戦中に計画・開発されたフランス初の重戦車である。 しかし、フランス軍内部で戦車というものに対する方針が確立されていなかったため、関係者の派閥争いと政治的思惑によって計画が迷走した結果、試作車が完成したのみであり、各種の試験が行われたものの量産はされなかった。第1次大戦後はいくつかのテストに用いられたあと、博物館に収蔵するという計画のみが建てられて試験場の一角に放置されていた。 第二次世界大戦に際して、パリに迫るドイツ軍に対し、走行不可能な状態でトーチカとして配備されたが、ドイツ軍に鹵獲されて戦勝記念として展示され、その後の行方は不明である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「FCM1A (戦車)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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